良い学校作りに参加したい人に勧めます。
題名から見ると、この本は、「学校選択制」が普及しつつあることを背景に、子供のために学校を選ぼうとする親の立場から書かれた本のように見える。 しかし、著者が「まえがき」に書いているように、「こんなところを保護者は見ています」というのは、学校を運営する側から見れば、選択されるために重要なポイントはここだというメッセージでもある。 著者は、学校を良くするためのポイントを示すに留まらず、一歩進んで、そのために、何ができるか、何をなすべきかを、述べている。しかも、教師としてできること、なすべきことだけでなく、保護者としてできること、なすべきことが並べられている。 保護者は、他人が作った学校を選ぶ立場を離れ、いい学校作りに協力する主体になることを求められているのである。 できること、なすべきことのリストは、具体的、実践的である。 批判は容易だが、実践なき批判は価値がない。実践こそが求められている。
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「いい学校とは何か」がわかる
簡潔で分かりやすい。「こんな学校があったらいいな」というイメージがすぐにでも湧いてくるようなヒントがいっぱいある。現代社会において、教育がこれだけ大きな社会問題として注目される中、学校自体が担う役割はとてつもなく大きい。しかしながら、現実の学校教育を考えると、まだまだ社会のニーズや時代の変化と共に変わる子供の質に対応しているとは思えない。この本には、そんな学校が抱える課題の解決となるヒントがいっぱいである。関係者はもちろん、一般の保護者から見てわかるような学校のあり方、見方、選び方などは、日本の学校教育の方向性にも大きな指針を与えてくれるものではないだろうか。
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これからの学校を考えるための一冊
『いい学校の選び方』っていうタイトルになっていますけど、この本はかなり硬派の教育論の一冊だと思います。入り口こそ学校の選び方になっていますが、いわゆる有名校選びの指南書とは一線を画しています。むしろ、学校教育に関わる多くの方々に、読んでいただきたい本です。学校選びのためのチェックリストがたくさん掲載されていますが、それらは学校の自己点検にすぐにでも活用可能ですし、今の取組みを振り返る重要な視点を提供してくれます。この本を読んでぜひ未来の学校教育について考えてみてください。
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