
※ 1,500円以上、配送料無料。着払いもOK。
| |

|
| ジャンル: | 音楽
| | 収録曲: | Bマイナー・ワルツ(エレーンに捧ぐ), ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング, ゲイリーズ・テーマ, ウィ・ウィル・ミート・アゲイン(兄ハリーに捧ぐ), ピーコック, サムタイム・アゴー, “M※A※S※H※”のテーマ, ウィズアウト・ア・ソング*ボーナス・トラック, フレディ・フリーローダー*ボーナス・トラック, オール・オブ・ユー*ボーナス・トラック,
| | セールスランク: | 8278 位
|
| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
|
| 参考価格: | ¥ 2,580 (税込) (税込)
|
 ご購入前のご注意
|
当ウェブサイトはAmazonウェブサービスにより実現されております。
商品の取引契約および商品に関する情報は全てAmazon.co.jpの取り扱いとなります。
|

|
ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング(+3)(SHM-CD/紙ジャケットCD)の関連商品
パリ・コンサート(SHM-CD/紙ジャケットCD) パリ・コンサート 2(SHM-CD/紙ジャケットCD) ウィ・ウィル・ミート・アゲイン(SHM-CD/紙ジャケットCD) アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー(SHM-CD/紙ジャケットCD) アフィニティ(SHM-CD/紙ジャケットCD)
Warner Music Japan =music=
ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング(+3)(SHM-CD/紙ジャケットCD)についてのレビュー
このビル・エヴァンスはどうしようもなく悲しい。悲しいだけでなく、悲しさを昇華した美しさに魅了される。エレイン夫人が亡くなったのは76年。翌77年には音楽教師だった兄ハリーが自殺している。そうした私生活上の不幸な出来事が本作に不安な影を投げかけているのだ。実際1曲目のワルツはエレイン夫人に捧げる曲だし、4曲目はハリー追悼曲で、その曲名は「フォー・オール・ウィ・ノウ」に登場する“ウィ・メイ・ネヴァー・ミート・アゲイン”という歌詞に由来する。なんでもエヴァンスはロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイのデュエットによる「フォー・オール・ウィ・ノウ」をハリーに聴かせてもらったことがあるのだという。共演はエディ・ゴメスとエリオット・ジグモンドで、本作はゴメスが参加した最後のアルバムでもある。 エヴァンス・トリオというと一般に三位一体のインタープレイが有名だけど、本作はどちらかというとエヴァンス主導の演奏。録音は77年。ワーナーでの第1作ながら、発表されたのはエヴァンスの死後だった。(市川正二)
ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング(+3)(SHM-CD/紙ジャケットCD)について購入者の感想
冬にあって春を思う気持ち。ビル・エヴァンスの叙情が現時点で最高の音で蘇る。
77年8月の録音だが、80年9月のビル・エヴァンスの死後に「遺作」として発表された作品(実は本作の後に発表された彼の作品もあるのだが)。発表された当時はLPだったが、1曲目の冒頭から彼の指が紡ぎだす珠玉の音にしびれ、また「ウィ・ウィル・ミート・アゲイン」という彼の天国からのメッセージのように感じられる曲のタイトルと叙情あふれるピアノ・トリオの本当に素晴しい演奏に胸をうたれたものだ。その気持ちは今でも変わらない。枯れた山水画を思わせるジャケットの絵も秀逸。それ以来CDで買い直し、この度さらにSHM−CD盤を求めたのだが、大正解だった。2008年・24ビット・デジタル・マスタリングされた音がSHM−CD盤に収録されており、音質は非常に優れている。私はビル・エヴァンスの全生涯を通じて本作が彼の全スタジオ録音作品中の最高傑作と考えるが、それにふさわしい素晴しい音質で本作を鑑賞できるのは至上の喜びである。上の商品説明では本作は三位一体のインタープレイの側面が少ないようにとれる解説がされているが、そんなことはない。ビルのピアノ演奏が燦然と輝いているのは確かだが、本作も一級のインタープレイが味わえる。特にエディ・ゴメスのベースが私は好きだ。それに紙ジャケ。+3ではボーナス・トラックの「フレディ・フリーローダー」でビルのエレピの演奏も楽しめる。ビル・エヴァンス・ファンには是非入手を薦める極上のエディションだ。
|
ジャズ・ピアノ・トリオ史上、燦然と輝く「世界遺産」
2曲目、マリーナ・ショウの名唱でも名高い、ミシェル・ルグラン作曲「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」で、トリオはありえないほどの高みを極めている。
ビルのピアノももちろんだが、本作をもって彼の元を巣立って行く、エディ・ゴメスのベースが、完全に「イッテ」しまっている。
2年後、ピアノ・ソロのショート・ピース・ヴァージョンで初リリースされることになる「ウィ・ウィル・ミート・アゲイン」も、第二の頂きを形成している。
「カインド・オブ・ブルー」と同じように、作品全体が一つの凛としたたたずまいを統一的に保持しており、間違いなくビル・エヴァンスの最高傑作アルバムだとおもう。
2003年のライノ盤より追加されたボーナス・トラックは、はっきり言ってウレシイようなメイワクなような複雑な存在。
この歴史的なセッションの未発表トラックが聞けるのは慶賀すべきことだろうが、アルバム全体の統一感はどうしてくれる!? ということになってしまう。
ただ、ライノ盤から折に触れボーナス・トラックも聴き続け、最近は、ま、これもありか、という心境になっている。
「カインド・オブ・ブルー」の未発表テイクとは違い、こちらは、まったく別の曲なのだから。
それにもともと、ラストの「マッシュのテーマ」はあまり好きになれなかったから(映画も意味がよくわからん)、クロージング・テーマとして、ちょっと雰囲気が変わる「ウイズアウト・ア・ソング」か「オール・オブ・ユー」がラストでも、大差無かったのでは? というのが最近の感想です。
音質についてだが、2003年のライノ盤と比べて、ウッド・ベースがくっきり太く、存在感豊かになり、また、ブラシやシンバルの繊細な音がよく表現されているように思う。(ヘッドフォンによる個人的な聴感ですが…)
ただ、ライノ盤を既にお持ちの方は、わざわざ買い換えることもないのでは?
ボーナス・トラック無しの古いプラケース盤しかお持ちで無い方は、これを気に買い換えてもよいのでは?
ただ、今回同時リイシューの他のタイトルがしっかり厚紙だったのに、本アイテムは薄い紙のジャケットで、大いに落胆しました。
|
リマスターで、かつ1,000円も安い
USインポート盤があるのに、なぜわざわざこちらにレビューを書いているのか。
それは、あまりにもこのアルバムの完成度、世界観が圧倒的だからであり、USインポート盤の3曲のボーナストラックはそれを汚す愚行であるとしか思えないからだ。
それほどまでに、このアルバムは美しい。マイルスが静かな炎と形容した彼のピアノの一つの極点であり、個人的にはこの世で最も美しい音楽であると言い切っても良い。亡くなった元妻と兄に捧げられた曲がそれぞれあり、アルバムの最後を飾るマッシュのテーマ曲のタイトルが「Suicide is Painless」だったりと、文字面の前情報だけでも十二分に悲しくなれてしまうこのアルバムだが、その内容は、そんな表層的な感傷を吹き飛ばし、全て燃やし尽くすまでに凄絶だ。
ベーシストとしては、エディ・ゴメスはラファロに敵わないのかもしれない。しかし(もちろんラファロが生きていて、このアルバムに参加したなら抑えたプレイに終始したかもしれないのだが)、ラファロの歌いすぎるベースではこのアルバムはここまで凄絶な仕上がりにはならなかったであろう。その点において、僕はこのアルバムが好きすぎることもあり、ビルのベースといえば、ゴメスが浮かんでしまうし、それだけこのアルバムにおけるゴメスのベースは完璧だと思っている。
3人のプレイヤーがそれぞれに丁々発止のライブペインティングで1つの作品を作り上げるようなスリルはここにはないが、しかし、ゴメスとジグムンドが丁寧に布を貼ったキャンバスに、正に油絵具のような情念を爆発させ、ビルがそれこそ何かに憑りつかれたかのように筆を振るった結果生まれた、あまりにも儚く美しい1枚の絵画がこの作品なのではないだろうか。
必聴。
|
例えようのない悲しさと空虚感が漂っています
人の寿命というのは予測がつかないものですが、エヴァンスの場合は死期を悟っていたようですね。これの制作の直前に元の妻エレインは地下鉄へ飛び込んでいますし、彼の兄ハリーも銃で頭を打ち抜くという悲劇が相次いで彼を襲います。
そしてエヴァンス自身も麻薬中毒による健康障害があり、精神的にも肉体的にも追い詰められた状態でこの『You Must Believe in Spring』を生み出しました。彼の「白鳥の歌」とでも言うべき悲しみが全曲からも滲み出ています。
ジャズ・ファンからは耽美派と呼ばれ、叙情的なピアノの表現者として最高ともいえる感性の持ち主ですので、身の上におこった悲しい出来事の連続により、精神的なダメージは他人が想像する以上に深く傷ついていったのでしょう。
冒頭の「B minor waltz (for Ellaine)」には、寂寥感、無常観とでもいうべき雰囲気が漂っています。なんて悲しい音なのでしょう。自分の心の闇を覗き込み、そこに潜む悲しい思いを音に表現したかのような音楽が続きます。やるせなさ、という軽い感情ではなく、諦観ともいうべき心境に達していたのかもしれません。
「We will meet again (for Harry)」も同様です。美しい音楽ってなんて悲しいのだろう、という感情に襲われます。乾いたピアノの音色が一層悲壮感を募ります。
そしてラストに収録された「MASH (theme)」の副題が「Suicide Is Painless(痛みのない自殺)」であることが、このアルバムのコンセプトを象徴していると言えましょう。
エヴァンスの哀しみがストレートに伝わってくるような曲集です。
ボーナス・トラックのないUK盤だからこそ感じられる感覚かもしれません。
|
買うならこのUK盤を
このアルバムはレコードとCDを所有しています。
持っているCDはUS盤です。
そちらにはボーナストラックが最後に3曲入っているのですが、
それが完璧に完成されたこのアルバムの構成をぶち壊しており(いくら良い演奏でも)、
いつもあわててボーナストラックが始まる前にCDを停止しております。
せわしなくて余韻に浸れません・・・。
このUK盤はレコードどうりでボーナストラック無しのようですので、
値段は高くなっていますが、買いなおしたいと思っています。
このアルバムに限らず、名盤のCD化(言葉自体がもう古いですが)の時のあの、
ボーナストラックというのは時には迷惑なもので、つければファンが喜ぶという安直なリリースの仕方はやめて欲しいです。
|
|
|
|
|